長期優良住宅とはなに?認定されるメリットは?
長期優良住宅とは、長期にわたり安心・快適に住むことができると国から認められた住宅のことです。認定されることで税制上の優遇措置を受けたり、住宅ローンを低い金利で受けたりすることができるというメリットがあります。一方で施工前に申請しなければならないこと、完成後もメンテナンスが義務付けられることなどに注意が必要です。長期優良住宅に認定されるメリットは、まず住宅ローン控除対象の限度額が引き上げられることです。
住宅ローン控除とは年度末に住宅ローンの残高の0.7%が控除される制度で、一般住宅だと3000万円が上限のところ5000万円に引き上げられます。また、不動産取得税の課税標準から控除される額が一般住宅だと1200万円のところを1300万円にひきあげられることや、登録免許税の減免、固定資産税の減免もメリットです。その他、全期間固定金利の住宅ローンであるフラット35を利用する場合に、金利を最初の5年間0.5%、6年目から10年目まで0.25%引き下げられるフラット35Sを利用できることもメリットとして挙げられます。一方で長期優良住宅に関する注意点もあります。
まず、新築の場合は着工前に申請を行う必要があるため、期間と申請のためのお金が余計にかかります。そのため、事前に施工会社とよく話し合い、認定してもらう意思があるかをはっきりさせておくべきでしょう。また、住居が完成した後も、申請時に提出した維持保全計画に従ってメンテナンスを行うこと、またその履歴を残しておき要求された際に提出できるようにしておく必要があります。長期優良住宅とはいっても、しっかりとメンテナンスしなければ性能が低下したり美観を損なったりしますので、よい状態を保つためには仕方ないことでしょう。
以上、長期優良住宅とは何か、また認定されることのメリットと注意すべき点を解説しました。上手く利用して快適な家を建てたいですね!長期優良住宅とはのことならこちら
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