注文住宅を建てるための土地を探す場合に、地元の不動産会社に相談すると貴重な情報を得ることが出来る可能性があります。地元と言うのは、注文住宅の建築を予定している人が現在住んでいる街という意味ではありません。注文住宅を建てようと考えている街のことです。ですから、どこに建てたいのかが決まっていない場合は、先にそれを決める必要があります。

不動産会社に相談することのメリットは、当然不動産に関する情報をたくさん持っているからです。土地売買などを手掛けている不動産会社には、地域密着型の営業をしているところも多いです。地域密着型の会社として、地元で長く不動産を扱っていれば、地域の人から不動産に関する情報が多く集まってきます。その中には、インターネットの情報サイトでは、扱われないようなものも含まれています。

物件の近くに何があるのかなどは、商業施設に関しては情報を得ることが出来ますが、一般の人が暮らしているだけなら情報として掲載されることはありません。プライバシー保護の観点から何でも話してもらえるわけではありませんが、聞ける範囲内の情報にも貴重なものが含まれています。例えば、小さな子供のいる家庭なら、近所に公園が有ることは大きな魅力ですが、普段どのように利用されているのかは地元の人に訊かない限り知ることが出来ません。大きな子供が野球をやっているのなら、小さな子供を遊ばせる場所としては適していないので、そういった貴重な情報が入手出来ることが地元の不動産会社の魅力です。