マイホームを購入するということは、人生でもっとも高い買いものをすることと喩えられています。日本は国土面積が非常に小さいので、都心部だと1坪あたり約30万円以上もの価格となるほどです。暮らしやすさを考えると街中で暮らすのが良いのですが、そこで住まいを持つには高いコストを要するということです。必然的に広大な土地ではなく狭い土地で、小さい家になるのですが、ある工夫をすることで間取りをたくさん取ることができます。

ここでは小さい家の設計でおこないたい工夫について、簡単に解説をしていきましょう。その工夫とはデザイナーズハウス設計をすることです。一種の注文住宅で、狭小住宅向けの施工であるとも言われています。小さい家だと延床面積が50平方メートル程度しかないので、家具家電を置くスペースすれらもない場合がほとんどです。

暮らすうえで家具は衣類を片づけるのに必須で必ず用意をしたいものですが、それを備え付けのクローゼットで代用をするのが手です。デザイナーズハウスでは、収納スペースをあらかじめ室内に備えるのが最大の魅力になります。床下にパントリーを設けて、食器類を片づけることも可能です。洋服であれば階段にある壁をクローゼットにして、そのなかに仕舞い込めるということになります。

小さい家でも家具を省くことで、広いリビングを手に入れることが可能です。この方法を活用すれば都心部でも快適な暮らしを送り続けることができます。